マレーシアで「FaceBook」離れが進む
マレーシアナビによれば、マレーシアで「ファイスブック」離れが進みつつあるそうです。その代わりにメッセンジャーアプリが流行しているとのこと。日本でも話題の「LINE」や「カカオトーク」の人気も高まっているそうです。ソーシャル・メディア・アナリストによれば、両親や親友以外にもプライベートな投稿内容を見られることを好まない若者が多いとのこと。私もFaceBookを使ってみて、この点は、非常に気になった点です。
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アジアと欧米で異なる嗜好性
それにしても、LINEの勢いはすごいですね。マレーシアやインドでもCMを見かけました。アジア発のSNSとして定着してきました。周囲との人間関係の取り方が、よりアジア人の肌感覚に合っているということでしょうか。
アジア発のキャラクターとして先行しているキティーちゃんも、よりアジア圏の人に愛されている実感があります。ドラエモンやクレヨンしんちゃん等も同様です。 ソーシャルメディアを活用したマーケティング手法は、どうしてもアメリカ発になります。しかし、その国の消費者に合わせてた戦略が必要ということですね。
海外進出では現地マーケティングが重要
海外進出のご支援をしていると、日本でのマーケティング経験に固執される企業の方もいらっしゃいます。日本市場で成功した自慢の商品ですから、そうしたいお気持ちもわかります。 しかしながら、国が異なれば、生活状況、文化等全てが異なります。いくら良い商品でも、現地の消費者に受け入れられなければ、成功はありません。
中小企業の海外進出では、成功するまで何度でもトライしたり、10年~20年というような長期間をかけて市場に浸透するという戦略は、なかなか難しい選択です。いかに現地の声を聞くことができるか。現地でのマーケティングが非常に重要となります。