今なぜムスリム向けビジネス? 公開シンポジウム「日本のビジネス業界に求められているムスリム向け商品・サービスのあり方とは」

ハラール認証 / ハラール産業,講演

201007_日本のビジネス業界に求められているムスリム向け商品 サービスのあり方とは

2020年10月7日に開催される公開シンポジウム「日本のビジネス業界に求められているムスリム向け商品・サービスのあり方とは」(九州国際大学現代ビジネス学部主催)で、「日本企業によるムスリム向け商品開発三つの視点-消費者・市場・コミュニケーション-」と題して基調講演をさせて頂くことになりました。
COVIT-19の影響によりインバウンドビジネスの低迷している中、今さらムスリム向けビジネスと思われる方もいらっしゃると思います。しかし海外市場に目を向ければ、日本企業がムスリム向けビジネスについて理解しておくべき理由があるのです。

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ムスリム向けビジネスを理解しておくべき二つの理由

  1. ASEAN市場においてはマーケット人口の半数近くがイスラム教徒である。
  2. ムスリム市場において中間層の割合が増加し、欧米に習った新しいライフスタイルが拡大している。

アジアのムスリム市場規模

1 インドネシア 約二億三千万人
2 インド 約一億九千万人
3 パキスタン 約一億九千万人
4 バングラディシュ 約一億五千万人
5 中華人民共和国 約二千五百万人
6 マレーシア 約一千九百万人

ASEAN市場(約6億人)においては、その半数近くをイスラム教徒が占めています。南アジア市場まで目を広げれば、そこには一億人以上のイスラム教徒を有している国が三つあります。このように、海外市場(特にASEAN・アジア市場)でのビジネスを考える場合には、ムスリム消費者についての基礎知識が必要なのです。

ムスリム向け商品開発三つの視点

  1. ムスリム消費者理解
  2. 国内外のムスリム市場規模
  3. ムスリム消費者とのコミュニケーション

今回のシンポジウムでは「日本企業によるムスリム向け商品開発三つの視点-消費者・市場・コミュニケーション-」と題して基調演説をいたします。私はマレーシア及びインドネシアを中心に、ムスリムインバウンドツアーの企画・現地営業、ハラール産業に関わるビジネスマッチングや調査等を経験してきました。この際に得た知見を元に、具体的事例を元にお話ししたいと思います。

公開プログラム「日本のビジネス業界に求められているムスリム向け商品・サービスのあり方とは」

日時 2020年10月7日 13:00-16:30

プログラム主旨

今回のシンポジウムでは、ムスリム商品開発の専門家や、イスラム学の権威もお招きし、日本社会においてムスリム対応・ハラール対応を具体的に今後どのように進めていくべきなのかを、当事者であるムスリムたちの声も交えながら、共に話し合い、考える場としたいと考えています。–パンフレットより引用

参加人数

280名(先着順)限定

参加費

無料

シンポジウム詳細

http://www.kiu.ac.jp/wp-content/uploads/2020/07/20200729_001.pdf

参加申し込みフォーム

https://forms.gle/NWZUujAk3XSi1s168
インターネットからの事前申込が必須です。お申し込みいただいた方には、事務局よりシンポジウム参加のためのZOOMのリンク(IDとパスワード)がメールで送付されます。
日本のビジネス業界に求められている ムスリム向け商品サービスのあり方とは_QR

特典

事務局編集のパンフレット『ハラール対応Q&A』(PDF)を無料進呈!!

こんな方に受けてほしい

  1. 東南アジア市場でビジネスを検討している方
  2. 国内で食品関連の事業を行っている方

今回のシンポジウムは大学主催のため事業会社のリード獲得等の意図はありません。なかなかお話を聞く機会のない事業を実際に行っている方、ムスリム団体の方、消費者の方も登壇されます。そのため、とりあえずハラール産業について知りたい方や、ダイレクトに消費者の意見を知りたい方にも最適です。
ご関心のある方は奮ってご参加ください。

参加申し込みフォーム
https://forms.gle/NWZUujAk3XSi1s168
日本のビジネス業界に求められている ムスリム向け商品サービスのあり方とは_QR

参考URL
世界と日本のムスリム人口 2018 年 – 早稲田大学リポジトリ