マレーシア 2014年の経済成長率は5-5.5%
SankeiBizのニュース記事によれば、マレーシア経済研究所(MIER)が、昨年と本年の経済状況を発表しました。
マレーシアの2014年経済成長率は5-5.5%か
- 消費者信頼指数が四年半ぶりに低水準に。
- 政府の補助金削減などによる物価高が要因か。
- 個人消費が疲弊していて、不動産、自動車、パソコン等の高額品分野で買い控えの影響が現れ始めている。
- 消費者物価指数が前年から2.1%上昇。
- 今年は3.2%上昇の見込みのためインフレが加速する。
- 物価上昇は、衣料・履物、通信を除いた広分野に及ぶ。
- マレーシア政府は、財政健全化を優先。燃料の補助金削減や酒税増税などを相次いで実施。
- 2013年の経済成長率は4.7%
- 2014年の経済成長率は5-5.5%の予想
- インフレ、賃金上昇、通貨安の厳しい一年になりそう。
他の東南アジア諸国と同様に、マレーシアでも近年の経済成長に伴い、物価高や賃金上昇などの課題が浮上しています。現地の実感でも、物価は高くなっているとのこと。しかしながら、経済成長を達成してしまった日本と異なり、その途上にあるマレーシアの人々の感覚は、まだまだこれから豊かになるという実感があると感じます。
参考リンク:MALAYSIAN INSTITUTE OF ECONOMIC RESEARCH