【リポート】ワールドハラールカンファレンス2014一日目

2017-06-26ハラール認証 / ハラール産業

World Halal Conference 2014(ワールドハラールカンファレンス2014)が、クアラルンプールのKLCC(クアラルンプール コンベンション センター)で、4月9日と10日の二日間に渡って開催されます。このカンファレンスに二日間参加します。第一日目に、私がカンファレンスに参加して良かったと感じたポイントを、独断でリポートします。

世界53カ国が参加 ワールドハラールカンファレンス2014

主催者の発表によれば、今回のカンファレンスには、世界の53の国から参加者が集まりました。昨年と比較すると、10カ国以上増えているようです。もちろん日本からの参加者もいらっしゃいました。 今回のカンファレンスの主題は、Global Food Security: The Halal Perspective です。

戦略性を持って拡大するハラール認証制度

最初の講演は、トルコ、ブラジル、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチンの登壇者による、ハラルフードに関するものでした。この講演では、冒頭のトルコの登壇者の話が、非常に興味深い物でした。

ハラール認証は、イスラム教徒が食べられるかどうかを判断するに留まらない。今後は、美味しさ、安全性、サステイナブル等に拡大していく。将来は、イスラム教徒のための認証を超えて、世界の消費者に役立つ制度を目指すという事が、お話しの中で語られました。

HACCP等の安全基準は、世界の全ての消費者をカバーすることができません。イスラム教徒にとっては、どれだけ安全でも、ハラールでなければ食べられないのです。一方ハラール認証が、他の食品安全基準がカバーする範囲を包含してゆけば、世界の全ての消費者に対して、意味のある認証となるのです。

マレーシアやトルコ等のイスラムの新興国が、約19億人と言われる人口を武器に、イスラム市場での主導権を握る戦いにチャレンジしている姿を垣間見る事ができました。

ハラールは生き方そのもの

午後の講演では、フィリピンからの登壇者の一言が、印象に残りました。

「Halal is the way of life」

ハラールは単なる認証制度ではないという事が、お話しの中で語られました。私はイスラム教徒ではないので、頭では判っていても肌感覚として判らないという事は、常に感じます。イスラム教徒の皆さんにとって、ハラールが生き方そのものであるという感覚は、常に心の留めておかなければならないと再認識させられました。

今回のカンファレンスでは、参加者全員にランチが振る舞われました。今まで食べたマレー料理で一番美味しかった。明日も期待しています。