【リポート】ワールドハラールカンファレンス2014二日目

2018-07-22ハラール認証 / ハラール産業

2014年のWorld Halal Conference 2014は、クアラルンプールのKLCC(クアラルンプール コンベンション センター)で、4月9日と10日の二日間に渡って開催されました。このカンファレンスに参加してまいりました。二日目の様子を、私の独断でリポートします。

一日目に続いて、今日もワールドハラールカンファレンス2014に参加してきました。今回のカンファレンスのテーマは、Global Food Security: The Halal Perspective。講演のテーマは、ハラールフードの生産や流通、イスラム金融、マーケティングまで広範囲に設定されていました。

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イスラム市場の今後の方向性や課題がテーマ

根っからの文系の私には、よくわからない単語が飛び交い、ほとんど理解ができないセッションもありました。それでも、全体の中で何度も出てくる話題や、講演者の熱意や聴衆の反応などから、今後のハラールビジネスの方向性や課題を知ることができました。今回得ることができた知見は、別途ご紹介できればと考えています。

多くのイスラム教徒の女性がカンファレンスに参加

初日から気になっていたのですが、非常に多くの女性が参加しています。特に、20代と思われる女性が数多くいらっしゃいました。言葉や彼女達の様子から、マレーシアだけでなく、インドネシア、タイ、フィリピン等の近隣諸国からも参加しているようです。

彼女たちは、どうやら大学生や大学院生のようです。その一方で、同年代のイスラム教徒の女性が、会場スタッフとして働いていました。マレーシア社会の貧富の大きさを、あらためて実感しました。

たった二日間のカンファレンスでしたが、アジアのイスラムの人々の生き方に触れた、貴重な二日間となりました。セッションではマレー語の冗談が飛び交う等、マレーシアならではのカンファレンスでした。